タロット占いでは、大アルカナというカードに描かれた絵柄が特に大きな意味を持っています。
このカードがどのように出てくるかによって、そこから読み取れるメッセージもまた異なってくることになります。
大アルカナと小アルカナのかかわり方、そして大アルカナが正位置であるか逆位置であるかどうかということからも、解釈の仕方は異なってくるのです。

大アルカナに、運命の輪というカードがあります。
これは、西洋占星術でも使われるホロスコープを絵柄として使っているカードで、まさに運勢を占っているような意味を持つ絵柄になります。
人の運勢には一定の波長があり、好調のときもあれば当然不調のときも訪れることになります。
この運命の輪のカードが出てくるとき、正位置の場合は運勢が好調、逆位置の場合は運勢が不調ということが多いようです。

正位置の運命の輪からは、これからチャンスが訪れるかもしれないことや、これから運勢が上がっていくかもしれないことが暗示されているともいえます。
新しい出会いを見つけること、今が好調であることを示すなど、様々な解釈をすることができます。

逆位置であったからといって、すなわち必ず不幸になるというわけではありません。
不調が訪れるかもしれないので油断をしないようにする、という警告の意味で受け取ることもできます。
何かしら、物事がうまく進まないだろうことを暗示しているカードの現れ方といえるでしょう。

逆に、正位置で現れていたとしても、今が最高潮であれば、それからは下降していくだけですから油断は禁物です。
タロット占いの中では特に死神のカードが有名かと思います。
その言葉の意味と絵柄から、現れてきた瞬間にかなりびっくりしてしまうものかもしれません。
死神のカードには死や破滅という意味がありますが、そのカードには実は太陽も描かれています。
多くの場合は破滅や終わりといったものを示す死神のカードですが、終わりがあればまた始まりが訪れるということの暗示でもあります。
単純に絵柄から意味を受け取るのではなく、その現れ方によって意味を解釈するのが重要なのですね。